福島大学の技術開発プロジェクトに当社も参画します

この度、令和6年度開始の「廃炉・汚染水・処理水対策事業費補助金（安全システム(核燃料物質・難分析元素等の分析の迅速化・効率化技術の開発））」に係る補助事業において、福島大学の提案が採択され、新たなプロジェクトが始まることとなりました。
東京電力福島第一原子力発電所の問題解決においては、燃料デブリに接触することで生じる、液体処理系の循環冷却水中に含まれる核燃料物質や放射性元素を迅速に分析することが求められており、これが大きな課題となっています。今回のプロジェクトでは、質量分析を用いてその迅速分析を行う上で、分離や前処理等の工程を迅速化、効率化、自動化、または省力化するための技術開発を行います。
このプロジェクトにおける一部の実施項目の委託先として、当社も、前処理工程の開発を中心に参画いたします。当社の生産拠点の中心は福島県福島市にあり、今回の福島大学とのコラボレーションを通じて地域社会に貢献してまいります。