アプリケーション検索APPLICATION SEARCH
糖17成分の一斉分析
糖は自然界に最も多く存在する有機化合物のひとつであり、その種類は単糖、二糖、オリゴ糖、多糖、中性糖、酸性糖、アミノ糖、糖アルコール、さらにそれらの異性体など多岐にわたります。これら糖類の分離分析にはHPLCが広く用いられています。
糖には多くの種類があるため、分析にあたっては目的に応じて適切な分離法や検出法を選択する必要があります。
今回は数ある分析法の中でも、単糖から多糖の分析に適したポストカラム蛍光誘導体化法をご紹介いたします。反応液にフェニルヒドラジン試薬を用いることで、食品中の糖17成分一斉分析が可能となります。
フェニルヒドラジンは、右図中のアミノ基と糖が110℃以上にて複数のシッフ塩基を形成します。そのため、蛍光検出が可能となります。また、還元糖と非還元糖の同時分析は難しいとされてきましたが、フェニルヒドラジン試薬を用いることで、ほぼ同じ強度で高感度検出することができます。
関連製品
| 化合物
| キーワード
※フレーム内に表示されない場合はPDFを開いてご覧ください。PDFを開く
化合物
- ラムノース【Rhamnose】
- スタキオース【Stachyose】
- ラフィノース【Raffinose】
- アラビノース【Arabinose】
- マンノース【Mannose】
- フコース【Fucose】
- ケストース【Kestose】
- リボース【Ribose】
- グルコース【Glucose】
- フルクトース【Fructose】
- キシロース【Xylose】
- ガラクトース【Galactose】
- トレハロース【Trehalose】
- ラクトース【Lactose】
- マルトース【Maltose monohydrate】
- ソルボース【Sorbose】
- スクロース【Sucrose】
キーワード
NH2|Aminopropyl|アミノプロピル|糖類|食品|誘導体化|FL