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HPLC法による食品中ビタミンAの分析
今回は、GL-7400高速液体クロマトグラフィー(HPLC)シリーズを用いた食品中のビタミンAの分析をご紹介します。
ビタミンAは微量栄養素として食品に含まれており、ビタミンA活性を持つ物質としてアルコール型のレチノールやエステル型のパルミチン酸レチノールなどのレチノール類とβ-カロチンやクリプトキサンチンに代表されるカロテノイドがあります。
カロテン類の分析に関しては、テクニカルノートLT028をご参照ください。
本報では、レチノール類を対象成分とし、食品衛生検査指針に従い分析を行いました。
試料中のレチノール類は、けん化し加水分解することでレチノールに変化します。その後、液液抽出し、濃縮した試料をHPLCに注入しました。検出器としてUV検出器と蛍光(FL)検出器を使用しました。
次頁に示すような食品中のビタミンA分析はUV検出器で良好に分析可能ですが、含有量が微量な試料を分析する場合にはFL検出器が有効となります。
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化合物
- レチノール (ビタミンA)【Retinol (Vitamin A)】
キーワード
C18|ODS|オクタデシル|食品|Vitamin|ビタミン|UV|FL|Inertsil ODS-3