太陽電池バックシートにおけるガスバリア性の評価
バックシートは太陽電池モジュールを構成する部材のひとつで、長期間にわたって屋外で暴露されるために対候性、水蒸気バリア性などが要求されます。
また、太陽電池モジュールの長寿命化のためには、バックシートのガス透過性の評価が重要です。
ガス透過率測定装置 TM2540は、加湿ガスオプションを追加することにより、JIS K 7129 透湿度測定のガスクロマトグラフ法に準ずる透湿度測定が可能です。
また、検出部にガスクロマトグラフを採用することで混合ガス(H2、O2、N2等)による性能評価が可能です。
ガス透過率測定装置 TM2540はバックシートだけでなく、様々な樹脂フィルムのガス透過性能を評価することが可能です。
<25µm PETフィルム測定例>
透過度グラフ
【特長】
- 検出部にガスクロマトグラフを使用することで“混合ガス”による性能評価が可能
- 表面処理技術による部材の不活性処理により“高精度”な測定結果を提供
- サンプルセルと透過部の温度を個別に設定出来る広い条件設定
- 実験台に設置可能なコンパクト設計
- 使い方が直感的にわかるタッチパネル操作
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