アフラトキシンはAspergillus flavus等のカビが産生するカビ毒であり、食品汚染物質のひとつです。このカビ毒は肝細胞に対する発がん性を有する物質として広く知られていることから、食品安全の面で特に注目されています。また厚生労働省では食品中の総アフラトキシンの試験法として、多機能カラム法やイムノアフィニティカラム法が策定されています。
今回、食品分析用全自動固相抽出装置(G-Prep FA)をカビ毒分析 (多機能カラム法) に適用した事例について、ご紹介します。