超臨界流体クロマトグラフィー（SFC）は、順相クロマトグラフィーと似た保持挙動をしめすことが知られています。 過去のテクニカルノート LT144では母体であるシリカゲルや、充填剤に修飾された官能基による分離の違いをご紹介しました。また、LT177ではいくつか代表的なカラムを用いて、試料の性質による分離の違いをご紹介しました。今回は、引き続きLT177と同じ測定条件で、2021年発売のInertSustain AX-C18をはじめとした6種類のSFC対応カラムを比較した結果をご紹介します。