分取HPLCシステム PrepAce
異性体分離やGPCによる精製装置として
分離の困難な成分もリサイクル分取で効率化できます。
SL763 自動注入システム
単検体用のシリンジポンプです。
1回あたりの注入量は、標準ループで20mLまで
(オプションで500mLまで可能)
カラムオーブン CO903
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使⽤する温度範囲に合わせて2タイプから選択可能です。 室温、低温分析で使⽤される場合はTypeC(クーラー付)を利⽤してください。 どちらのタイプも最⼤90 ℃までコントロールできます。 |
選べる2タイプ |
内径30 mm、長さ500 mmまでのカラム、プレヒートミキサー、 ガードカラムを収納することが可能な大型のカラムオーブンです。 |
プレヒートミキサーの効果
大容量ミキサーをオーブン内に配置し、溶離液の温度とカラムの温度を同じにすることで、分取カラム内の温度分布を均一に保ちます。
また、温度を一定にすることで再現性の良いクロマトグラムを得ることができます。
UV検出器 UV10D
小型UV検出器 セル交換でミクロ~大流量まで
データの取り込みは専用チャンネルで行いますので、他検出器を使用していてもプラスしてご使用いただけます。
RI検出器 RI704P
試料対象の汎用性に優れた検出器です。
UV吸収のない、糖、アルコール、 無機イオン等の高感度検出器に最適で、各種高分子の分子量分布測定にも幅広く応用できます。
また、UV吸収のある溶離液(トルエン、キノリンな ど)を用いる分析に向いています。
システムコントローラー SC909
タッチパネル搭載により、接続装置のステータス確認、ダイレクトコントロールが可能です。
システムでエラーが発生した場合にもエラー内容が表示されます。
送液ポンプ PU914 / PU916
ダブルプランジャー方式の送液ポンプです。最大4台までの高圧グラジエントが可能です。
また、低圧グラジエントユニットを接続することで、4液までの低圧グラジエントが可能です。
ポンプ選択の目安
注)設定流量範囲とリサイクル分離流量範囲は異なります。 注)負荷量は逆相カラムを用いた際の目安です。試料とカラムの組み合わせによって負荷量が変わります。 また、左記以上の流量での使用をご希望の場合は、弊社最寄りの支店・営業所までお問い合わせください。 |
ソフトスタート/ストップ機能(特許申請済)
カラムを圧力変動による劣化から守ります。
送液開始時、送液停止時の急激な圧力変動は少しずつカラムにダメージを与えます。
ソフトスタート/ストップ機能(特許申請済)は圧力変動によるダメージを軽減します。
低圧グラジエントユニット
ポンプ1 台で最大4 液まで混合できるため、コストダウンにつながります。
溶媒を事前に混合する必要がありません。
混合調整液を大量に用意しておく必要がないため作業量の削減に貢献します。
リサイクルバルブ VA-21-369
処理効率の向上
分離の面から試料負荷量を増やすことができない場合に、リサイクル分離を応用する事で処理効率をアップさせることができます。
GPCモードにおける分析例では、リサイクル分離を使用することで処理時間を約80 %短縮、使用溶媒量を約90%削減できました。
フラクションコレクター FC204
250 mL を超える大容量の分取にも対応した『ロート機能』も選択することが出来ます。
また、ラックを交換するだけで様々な容器を用いてのフラクションも可能です。