製品情報

GC周辺機器

GC分取装置 View Prep Station VPS2800

GC分取ビュープレップステーション VPS2800の画像

VPS2800はガスクロマトグラフで分離した成分を採取するシステムです。
NMRを用いてニオイ成分を構造解析するときなど、成分採取法の一つとして使用できます。
分離した成分の高回収率、低ランニングコストを実現したGC分取システムです。

特長

  • 冷却方法として新たにFPSCスターリングクーラーを採用、液体窒素が不要な電気駆動でありながら、冷却槽空間温度-30ºC、冷却用ブロック表面温度-60ºCであるため、高い回収率を実現します。
  • ガスマニフォールドの加熱保温に空気循環式恒温槽を採用し、クーリングポイントがありません。 更に不活性技術を駆使したラインによって、これまで分取が困難であった高沸点・吸着性試料にも対応できます。
  • 分取モードは自動と手動を選択できます。
  • 各社GCへ接続可能です。

冷却オーブン内部

特長

冷却オーブン内部の画像
  • 高断熱により熱の移動を遮断します。
  • ファンの回転により効率良くオーブン内を冷却します。
  • 特殊形状の分取管との組み合わせにより高い回収率が得られます。

コントロールソフトウェア View Prep Station

機能

コントロールソフトウェア View Prep Stationの画像

(クリックで拡大)

  • 自動/手動モード選択
    オートサンプラーと組み合わせた自動分取とマニュアルスイッチ操作の手動分取を選択できます。
  • 簡単な分画条件設定
    クロマトグラムをクリックするだけで分画ラインと時間を設定できます。
  • 温度コントロール
    トランスファーライン、加熱オーブン、冷却槽の温度を設定・モニターします。
    ・メモ機能
    ・分取条件の保存

仕様

分取本数 7本(排出ライン含む)
加熱オーブン温度 60℃~380℃
トランスファーライン温度 60℃~380℃
冷却オーブン温度 恒温槽空間:0~-30℃
冷却ブロック表面:0~-60℃
(動作環境温度・湿度時、着霜していない状態において)
動作環境 温度:10~30℃ (推奨18~27℃)
湿度:~85%RH(推奨~60%RH)
電源 AC100V、50/60Hz、10A
大きさ 500(W)×500(D)×440(H)mm(突起物を除く)
重さ 約45kg
推奨動作環境 OS Windows 7 Professional(いずれも32ビット版) , Windows11
CPU/メモリ ソフトウエア推奨動作環境
通信ポート RS-232C 1ポート
解像度 1024×768以上

品名入数Cat.No.価格
GC分取ビュープレップステーション VPS28001台2702-184504,200,000

(据付調整費は含まれておりません。別途据付調整費が必要となります。)
注)対象の試料は、強酸、強塩基性および腐食性がない試料となります。